一般的にペット保険と呼ばれているものには、損害保険会社が扱う「損害保険」と少額短期保険会社が扱う「少額短期保険」の2つがあります。
少々難しい話になってしまいますが、損害保険会社と少額短期保険会社の違いについて見てみましょう。
損害保険会社も少額短期保険会社も監督官庁は金融庁であり、情報開示、募集規制、責任準備金、検査・監督等の「責任」の範囲も同じです。また、「対象顧客」も不特定でよく、「その他事業」として「他保険会社商品の代理代行業務」も認められており、以上の点では損害保険会社も少額短期保険会社も変わりはありません。
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損害保険会社 |
少額短期保険会社 |
損害保険契約者保護機構 |
加入 |
- |
保険業への参入条件 |
免許制 |
登録制 |
最低資本金 |
10億円 |
1,000万円 |
取扱商品 |
無限定 |
少額、短期、掛捨てに
限定
(保険期間は2年以内で、
保険金額は
1,000万円以内) |
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異なる点は保険業への「参入条件」や「最低資本金」の額、「取扱商品」の内容などが挙げられますが、飼い主に直接的に関わってくることで言うと、損害保険会社は「損害保険契約者保護機構※1」に加入しているため、万が一損害保険会社が破綻した場合も、保険金が定められた割合で補償されるということです。
だからといって損害保険のほうがいいという話ではありません。少額短期保険は、読んで字の如く、“少額”で“短期”の保険のことで、支払う保険料が比較的少ないものが多いので、飼い主の経済的負担も軽くなります。
また、現在(2012年2月)、損害保険のペット保険を扱っている会社は、アニコム損害保険株式会社とアクサ損害保険株式会社の2社のみですので、ペット保険への加入を考えた場合、少額短期保険を含めたほうが、選択の幅が広がるというわけです。
損害保険と少額短期保険のメリット・デメリットも知ったうえで、加入できるペットの条件、保険料の額、補償内容などすべてを確認、比較して保険商品を選ぶようにしましょう。
※1:損害保険契約者保護機構
保険業法に基づき1998年12月に当時の大蔵大臣の認可を受けて設立された法人。損害保険会社が経営破綻した場合に、破綻損害保険会社の保険契約者等を保護します。国内の損害保険業を営む免許を受けたすべての損害保険会社が加入していて、加入損害保険会社の補償対象契約の保険契約者等が補償の対象となります。
→損害保険契約者保護機構公式サイト